ベスト10なんて選んだって何の自慢にもなりませんよ

相変わらず偏ったラインナップでござい。

1.トム・ヤム・クン!…アクションだけで、二時間持たせる凄さ。4分に及ぶ長回しアクションは伝説モノ
2.SPL/狼よ静かに死ね…漢泣き映画。ラストのサモ・ハンVSドニー・イェンは今年のベストバウトだと思う
3.時をかける少女…中身云々より脇の下に潜り込むテントウ虫にエロスを感じた俺は死んだ方がいいかも知れない。
4.THE 有頂天ホテル…膨大な数の登場人物を捌き切った秀逸さ。もう映画業に専念しようぜ。
5.グエムル 漢江の怪物…怪獣映画の定石から微妙にズレた不協和音を愉しむカンジの映画でした。
6.サイレントヒル…良くも悪くもゲーム画面を忠実に再現した美術が見事。結局なにも解決してないラストも好き。
7.パプリカ…平沢進のスコアと狂った描写が素敵。とても『時かけ』と同じ作者の原作とは思えないよ。
8.ホテル・ルワンダ…「民族の平和>世界の平和」な映画。スプラッタな描写を期待して肩透かし。
9.インプリント 〜ぼっけえ、きょうてえ〜…「やりすぎちゃった」と苦笑いしながらも、全く反省してない三池監督の顔が目に浮かぶ。
10.SAW3…ドンデン返しよりもゴア描写に力入れたみたいだが、↑には到底及ばず。
次点.輪廻…どちらかといえば失敗作の類だが、"『呪怨』より更に怖いもの"を追及している姿勢は素晴らしいと思う。