スロバキアは恐ろしいところだ。

okmonster2006-10-28

今日は『バタリアン5』と『ホステル』を鑑賞しました。どちらも単館公開。隊長、ホラー映画は確実に隅に追いやられているようであります。
バタリアン5』はお粗末な内容なものの、元祖バタリアンの"タールマン*1"が出てくるだけで色々許せてしまいました。俺も甘いなぁ…。明らかに「ブレイーン」と叫んでるのに「俺はタールマン!」と字幕を入れる豪胆さは昔、東宝東和がやってきたハッタリを彷彿とさせます。
作品自体は…まぁ、『4』よりは面白いかなーって程度。ってか、4がダメ過ぎだ。あ、でもギャグが寒過ぎちゃって参る。ゾンビを撃とうとして一般人を誤射したりと、笑いを意図しない部分の方が(限りなく失笑に近いが)笑えたり。
『ホステル』はねぇ、期待し過ぎたかなぁ。思ったよりお茶目な映画でしたよ。『ギニーピック2』並に胸クソ悪くなるかもと身構えて観てたからねぇ。R-18つっても、海外じゃ年齢制限もっとユルいんだろうし。
内容は前半がオッパイで後半が人体破壊。と、実に明快なのも好印象。まぁ、赤字覚悟で日本公開に踏み切った*2ソニー・ピクチャーズはエライと思います。
それと三池崇史本人役で登場。やっぱ海外じゃガチでそっち系の人間だと思われてるっぽい。
取敢えず、ホラーファンは観に行け。観ないと、全てのホラー映画がビデオスルーになる日がやってきちまうぞ。

*1:コールタールまみれのバタリアン。1作目公開時に東宝東和がハッタリで考えた日本オリジナルのネーミング。なので、海外の人に本作の売りを訊かれて「タールマンが出る」と言っても全く通じなかったそうな。

*2:なまじ全米で1位なんか取っちまったモンだから、ライオンズ・ゲート社に高くふっかけられたらしい。『ホテル・ルワンダ』といい、海外大手なのに日本に配給会社持たない映画は観難くなる一方だ。