俳優丹波哲郎さん死去

映画「日本沈没」「砂の器」、テレビドラマ「Gメン’75」などに出演し、スケールの大きな演技で知られ、国際的にも活躍した俳優の丹波哲郎(たんば・てつろう、本名・正三郎=しょうざぶろう)さんが24日午後11時27分、肺炎で死去した。84歳だった。

うわ、あと十年は戦える役者だと思ってただけに意外だ。この前、『豚と軍艦』観たばっかだし。取敢えず追悼の意を込め、『ノス(自主規制)』を引っ張り出して鑑賞。
どうもセリフを覚えないで現場に入る事で有名な人らしい。どうりで相手との掛け合いよりもモノローグな説教や演説のシーンの方が多いはずだ。
しかし、その演説が見事に芸として確立しているワケで、その熱弁っぷりはどんな極論でも納得させる力強さを持っている。旧『日本沈没』を観た後なんか、「いっそ現実世界も丹波哲郎が総理でいいんじゃねぇの?」と思ってしまったほどだ。
今月、渋谷で観た『牛頭』でも一方的に喋ってるだけだってのに、存在感バリバリだったからねぇ。
『ポルノ時代劇 忘八武士道』あたりを観たいのだが、名画座でやんないかな?あとカルトなトコで『人間革命』も観たいんだけど、アレって学会員にしかビデオ配ってないんだっけ?何とか入信しないでスクリーンで観る方法ってないかしら?
(*追記:知らん内にDVD出てました。でも、買うのはちょっとなぁ…。)