自分の作ったものを「面白い」と言える為に必要なモノは何か?

あー、近いうちに詳しく書くけどさ、俺の作った自主映画(…と呼べるかどうかも如何わしいモノ)が某コンペの一次予選を通りましてね、近々二次審査が始まるワケですけども、(応募しといてナンだが)審査員が記す他の作品の評価読む度に、「何で俺のが通過したんだろ?」と、首を傾げてしまうのです。
いや、謙遜でも卑屈でもなくて、なんつーか、ラインナップ的に浮いてるっつーの?しっかり真面目に作ってますよー。って連中を余所にフザケ半分に舞台に上がってしまったカンジがしてさ。(…確かに正攻法は自分の性分ではないけども)
というか、つくづく自分の作っているモノに対して誇りが持てない。ましてや他人に晒すなんてのは余程の覚悟がないとやっていけません。これは幼少期に手前の描いたマンガを親父に鼻で笑われた時のトラウマが原因なのかも知れませんが、それ以来、他人に見せなくても済むように、手前で客観的に分析する力ばかり養われ、実際の評価を耳にしないまま自己完結してしまうケースが少なくありません。そんなんだから、作品を通して他人と交流なんて一度もした事が無かったり。
今回応募した作品も、俺的には「10人観たら4・5人は面白がってくれる程度の出来」という位置づけだったワケで、波長の合う合わないで評価が真っ二つになるモノだと思ってますので、正直これ以上勝ち進むのは難しいと考えているのですが…はてさて。