またアクション映画が撮りてぇよぉ

俺が最初に撮った自主映画はアクション映画でした。理由は単純に好きだから。好きなら当然撮ってみたくなるっしょ?だが、撮り方のノウハウなんて微塵も無く、思いつきでカメラ回しても筋肉痛がヒドくなる一方で、(当時は評判良かったが)巧いアクションは撮れません。

アクション・バイブル

アクション・バイブル

本書には「殴られた時のリアクション」から「木製バットの折り方」まで、見栄えの良いアクション・シーンを演出する為のノウハウが詰まっており、着弾やワイヤーアクションのセッティングといった本格的な演出も、簡単だがある程度説明されている。
兎に角、その手の専門学校に行ってない身としては目からウロコな情報満載で、「ああ、この本をあの頃の俺が知っていればなぁ…」と、思わずにはいられません。絶対無免許で着弾とかやってたぞ。
…まぁ、マニュアルに載ってるアクションをこなせる程の身体能力を持ち合わせていない身としては、本書は俺にとって猫に小判なカンジもするけど、見せ方を工夫すれば巧いアクションを撮れなくもないという気にさせてくれる一冊。