…で、どの辺りがタランティーノの演出だったの?

okmonster2005-10-08

バイト終わってから秋葉原で自主映画の撮影ミーティングに出席。その後、有楽町で『シン・シティ』を観賞。一緒に観てた友人のキノコ氏は観終わった後、めっちゃ興奮してたけど、俺の評価は上の下位かな。取敢えず俺的にはイライジャ・ウッドの怪演が印象的。普段はマンガ的表現で白抜きされたレンズ(右図参照)が、時折見せるイッちゃった瞳(↓)をより効果的に演出している。

…それにしても指輪捨てに行ったホビットが、ああも凶悪になるとはね。
しかし、やっぱり以前も主張したけど、本作はどう考えてもショボくれた男性に向けられた男の映画だよだと思うんよ。だって「ヒーローは不器用だけども滅法強くて、ヒロインはアバズレでエロい体だけど純粋な心を持っている。」なんて設定に心惹かれるのは現世でロクな目に遭ってないボンクラ野郎に決まっている(断定)。
詳しい感想は後日語る事にしますが、代表作を問われても『ハーレーダビッドソンマルボロマン』ぐらいしか思い浮かばなかったミッキー・ロークが久々にアタリ役を掴んだ気がします。特殊メイクとは云え、あの鼻とアゴのラインは芸術的だわ。
追伸:キノコ氏へ。劇場で購入したビールのお釣をまだ受け取っておりません。即刻返して頂きたい。