ネタが無い時は新聞読め(ありがち)

okmonster2005-10-04

日記に書くネタが無いので雑記で済ませようと思う。ホントは今までの間、野暮用で相当忙しかったんだが、所詮は野暮用。ブログに残すような内容ではないので態々書くまでもない*1
本日の天声人語より。
http://www.asahi.com/paper/column20051004.html
記事を要約すると、遺伝学者である大野乾氏は遺伝子こそが美感を左右すると仮定し、手始めに生物の遺伝子配列を一定のルールに基づき音符化させ、曲を作ったのだそうだ*2
因みに、コレがオオサンショウウオのDNAで作った曲*3の楽譜(モーツァルト風)→
…で、この話を読んで思い至ったのが、ガキの頃に観ていた戦隊ヒーローものの特撮番組『超新星フラッシュマン』。恐らく俺が“遺伝子”という言葉を最初に耳にした番組だと思うんだが、この作品で改造実験帝国メスの大幹部リー・ケフレン博士は、遺伝子シンセサイザーなるものを打鍵し、宇宙生物の遺伝子をミックスさせて合成怪人を産み出すのだ。もしかすると、コレの元ネタとなるのが大野氏の遺伝子音楽論なのか?
そもそも当番組が放映されたのは、大野氏が遺伝子音楽論を発表した年と同じ1986年。ここまで合致していると影響を受けてないとは思えない。
もしそうだとすれば、学会から異端視された遺伝子音楽論に逸早く着目し、戦隊モノに取り込んだセンスは素晴らしいと思う。いつも番組を観ながら幼心に「なんで楽器で怪人が出来るんだろ?」とか不思議に思ってたのだが、ここに来て漸く得心できる。
…実際インスパイアされたかどうかの確証は一切無いけどな。

*1:それでも簡単に説明するならば、昨日は寝具を解体したり、バールで箪笥の側面をブチ破ったりしてました。以上

*2:記事だけ読むと少々理論が飛躍してるので補足すると、博士曰く「音楽が音楽たる由縁は、主題が少しずつ変化しならが繰り返されていくところにあり、同様に繰り返しを持つDNAも音楽に変換しえる」とのこと。

*3:ケータイに着メロで落とせるらしんだが、パソコンじゃ開けん。誰かmp3かmidiファイル化してくれまいか?