映画の日と封切日と土曜が重なるとこんなに混雑するのか

歌舞伎町に『セブンソード』を観てきました。ホントは『シン・シティ』を観るつもりだったが、俺は映画を観に行きたいのであって、別に人ゴミを観たいワケではないから、咄嗟に混雑してない方を選びました。つーか、FMとかオシャレな媒体で宣伝してると、途端に行く気の失せるブサイク気質な俺。シン・シティ』ってのは、もっとショボくれた男の観る映画の筈だ!と、声を弱にして主張しておく。
閑話休題。世にワイヤー・アクションとジェット・リーを送り出した偉業を誇るツイ・ハーク監督久々の武侠モノである本作は、その登場人物の多さと、大胆な端折りで観客を置いてきぼりにしがちであるが、元々ストーリーなんぞ知る気の無い俺にしてみれば無問題です。
そもそも俺がツイ・ハーク作品で求めるトコは、『ブレード/刀』のような「こんなモノ扱いこなす位ならフツーの武器を使った方が楽なんじゃねぇの?」と思える程、ヘンなギミックの搭載したオリジナリティ溢れる武器が沢山出てくる部分なので、さながら「トンデモ武器博覧会」とも呼べる本作は俺の期待にバッチリ応えてくれた映画でした。ああいうセンスが好きなんだ。

↑は敵が扱っている傘型の武器、戦ってる最中にバサバサ開いたり閉じたりしてる。何の意味があるのか知らんが、なんだかカッコイイ。
あと、ドニー・イェンはそろそろブレイクしても良いんじゃないのか?