結局、カラオケが好きなんだか嫌いなんだか

公務員試験が一段落着いて、息抜きを欲している友人の八束氏からカラオケのお誘いがありましたので、早速新宿に赴きました。
さて、自分は別にカラオケが嫌いなワケではないのが、歌う際に二つのポリシーというか、ルールを敷いて歌っており、出来る限りその規範を遵守する事を心掛けています。それは「人前で同じ曲を歌わない」、もう一つは「一度のカラオケで同じアーティストの曲は歌わない」という制約。
大して上手でもない歌を、全く違う面子ならばまだしも、同じ相手に何度も繰り返し歌うというのは芸が無い。聴いてる側だって「ああ、またかよ」って思うだろう。或いは、「随分と抽斗(ヒキダシ)の少ない奴だな」って見縊られるのだろう。そうに決まってる。
そもそも、カラオケと云うものは、選曲をよーく観察していれば、歌っている相手の趣味・嗜好が赤裸々に導かれるという、実に恐ろしいプロファイリング・マシーンであり、突き詰めれば深層心理や性格診断の道具としても利用出来るのではないか?と常日頃思っている。気の置けない仲間ならまだしも、知り合って間もない人間と一緒に歌うヤツの気が知れない、そんなの全裸になってケツの穴まで見せ合うのと同義だろ。
兎も角、以上の制約から判明出来るように、俺の選曲はジャンルの振り幅が非常に大きい。今回は面子を考慮して、選んだ曲はアニソン寄りだが、ダイヤモンド・アイのテーマを歌ったかと思えば、次にサンボマスター、ROSSOの後に『エスパー魔美』を熱唱する支離滅裂っぷりでした。
その後、近くの『笑笑』で呑んでダベって家に帰ってバタンキューでした。