タオルを忘れるな

友人のキノコ氏と六本木で『銀河ヒッチハイク・ガイド』を観てきました。
「宇宙の真理は人を愛する心だ」なんて陳腐なコトをぬかした主人公を「女々しい奴だ」と言い切ってしまうシニカルさと、不条理さが売りの素敵な作品ですが、原作がシニカル過ぎる所為か、後半はソフトに改変されてました。ちょっと残念。本作で衝撃的なのは宇宙の真理の“答え”より寧ろ“問い”なんだがなぁ…。
しかし、予想以上に客が入ってたのが意外(失礼だ)。「こんなカルトなSF小説が原作の映画を観る奴なんて、ガチガチのSFオタクだけなんじゃねぇの?」とか思ってたんだけど…。中には「好きなSF作家は?」と訊いたら「星新一(つーか、それ以外知らない)。」とか答えそうな、明らかに場違いな体育会系の姿も。自分は本作の広告や宣伝を一切見ていないので、一体どういう宣伝が為されてたのかが非常に興味があったり。
詳しい感想は後日。今日はもう眠いや。