そういう時はキバヤシさんに頼め

新文芸坐で『フォーガットン』が二番館上映されるっつーから、朝一で池袋へ。観た友人曰く「クライマックスのドンデン返しが物語を色々と台無しにしていて最高」とのことなので、早速確認。
…あれぇ？思ったよりトンデモじゃなかったなぁ。なんつーか、凡そ想定範囲内のお話でしたよ。雲の形が変に歪んだ辺りから、「…もしかしたら」って俺が想像したコトがまんまビンゴでやんの。確かに予備知識無しで観たら最高に笑えたかも知らんが、予告編でチラっと映されたネタバレ部分から、「これはフツーのサスペンスじゃねぇよなぁ。」って予測はついちゃったし…。まぁ、コレをサスペンスって宣伝して真に受けたら、そりゃ面食らうだろうな。
もう観たいモン観ちゃったからコレ一本で帰っても良かったんだが、折角二本立てなんだからってことで、ついでに同時上映の『ザ・インタープリター』も観る。
冒頭、「民族浄化」とか素敵な単語が並んだので、理不尽なジェノサイド描写でもあるのかと期待したんですが、無論そんなの出てくる筈も無く、長い割にメガネかけたスーツ姿のニコール・キッドマンしか印象に残らないようなどーでもいい内容で、自分の萌え属性を再認識させる以外に何も得るものがありませんでした。
最後に流れたテロップには「PG-13」とか書いてあったんだが、こんなヌルい映画でアメリカでは年齢制限敷いてるのかよ？と驚きました。
ところでなんで定冠詞が“ジ”じゃなくて“ザ”なの？