突発性書物蒐集症

okmonster2005-08-21

バイト帰りに『映画秘宝』を買いに本屋に行く。買ったら即外に出りゃいいものを、店の中を散策なんかしたのが運の尽き。時折発作のように表れる“無性に本を買いたくなる病”が発病。とりあえず『ハチクロ』の読んでない巻からこの前発売した新刊までを一気に買う。その後古本屋に寄って森博嗣の読んでない小説を漁って纏め買い。ここらへんで、通常の思考能力がマヒし、本を買うマシーンか何かに変貌する。
クソ重たくなったカバンをギシギシ云わせながら、また別の古書店へ行くと、ラピュタの劇場公開時に発売されたムック『アニメージュ増刊 天空の城ラピュタガイドブック』が置いてあった。「美品ではないが、ネットで2〜3000円はするモノが1000円で売ってるんだから買っとけ」と誰かが俺の脳に直接電波を送ってきたので脊髄反射で買う。“ガイドブック”とか云っておきながら、ラピュタについては殆ど言及が無く、巻末に到っては巨匠直筆の『アルプスの少女ハイジ』のレイアウトとか載ってる。最早ジブリすら関係無ぇ。
兎に角、宮崎駿自身の事ばかり掘り下げて書いてる非常に濃い内容。巨匠の「アニメなんて年に2本もありゃいいんです。」は名言だと思う。
知り合いのアニメバカに見せたら喜びそうな一品でした。