小学生が性に目覚める動機って、案外些細なモノでして

友人の八束氏と新宿で『妖怪大戦争』を観に行ってきました。観る前は「なんで加藤保憲役が嶋田久作じゃねぇんだ!」」とか「ダイモンを出さないで何が『妖怪大戦争』だ!」とか、散々ブータレてましたが、思いの外面白かったです。話のスケールが思った以上に大きかったのと、『ローレライ』以上に特撮・CGがしっかりしていたのが好印象。
何つーか、初めて純粋に“童心に返れる映画”ってのを観れた気がする。本来なら死んでしまうような体を張ったくだらないギャグとか、余計なフェティシズムを植えつけかねないこそばゆい微エロ加減とか。どことなく少年時代に読んでいた漫画雑誌のテイストを彷彿とさせます。
そして全編通しての徹底的な水木しげるリスペクト。スタッフロールには出てきた妖怪が登場順に並んでいる丁寧さ。まさに妖怪マニアの作った娯楽大作でしたね。
詳しい感想はまた後日書くだろうが、デビルサマナーの世界観とか好きなら確実に楽しめる気がするわ。うん。