EAST MEETS WEST ディレクターズ・カット 雑感

・一度観た映画って、先の内容を知ってるから余裕を持って観れるね。俺は時間が勿体無いので滅多に同じ映画を観ない人だけど、本当は一回観た位で作品の評価を下すってのは、非常におこがましい行為なのかも知れん。特に素人の場合。取敢えず大まかな感想は先のブログで述べてるのでそっちを参照に
・ハードな撮影スケジュールで体調を崩し、編集に携われなかった劇場公開版に対し、後にLD版として岡本監督自らが編集したバージョンらしい。故に劇場でかかるのはレア*1。更には松竹配給作品なのに東宝の映画館で流される*2という特殊っぷり。
・で、編集の具合だが、確かに数箇所カットが短くなっていたが、そんな劇的な変化は無かったですね。当たり前だけど。記憶違いかも知れないが、初めて人を斬った少年の指が、刀から離れなくなったくだりは以前観たヤツに無かった様な気がする。気になったのはソレぐらいか。

*1:と、いっても、来月池袋の新文芸坐でもかかるみたいだが。

*2:直営の劇場で他社が配給する作品を流すのには莫大なお金が掛かるって漏らしてた。そこまでして上映に漕ぎ着けてくれた企画側の勇断には敬意を払いたい。(でもなんか動員数から見て赤字っぽい。…何だか歯痒いなぁ。)