独立愚連隊西へ 雑感

・二本目。タイトルだけ観ると続編っぽいけど、そもそも前作で一人残して全滅しちゃったから、今回は別の"独立愚連隊"のお話。前回戦死した役者がフツーに別の役で出演してるから、続けて観ると「…あれ?もしかしてこの人、実は生き残ってたとか?」とか勘繰ってしまい、頭の切替えが大変だった。
・前作よりコメディ色を強めに、とは言え、締めるトコはキッチリ締めている。巧いなぁ。
・だけど、結果的に中国人将校役のフランキー堺がオイシイところを全部かっさらっている。ユーモラスで情が厚く、しかも粋。前作が戦争を茶化したようなシニカルめいた映画であるならば、本作は「こんな相手と戦争したかった」という理想の敵役を描いた作品なんじゃないだろうか?…違うね。うん、多分違うかも。