轢かれたあの子を思い出す。そんなに親しくなかったけど

虫姫さま』通算1500円辺り(1プレイ100円)で漸く3面クリア。4面中盤で2200万。急に敵の弾速が上がるんでビックリ。


えー、現在俺のやってるバイトってのは、膨大な企業のデータをエクセルを使って表に入力するという、窮めて単純な内容のお仕事でして、どことなく写経に似たニュアンスのする作業だったりします。
で、延々とマシーンのように作業に徹していると、次第に頭がクラクラしてきて、長らく思い出していなかった記憶とかがフッと甦ってきて、それがとても新鮮で面白かったりします。こういうのをワーカーズハイって言うんでしょうか?
今日思い出したのはビーバースカウト(ボーイスカウトの年少版)の時に一緒だった男の子のコト。名前は覚えていないのだが、確か苗字に“滝”が入ってた気がする。さして親しくない間柄でしたが、小2の時にトラックに撥ねられて死んでしまい、それでビーバー一同で葬式に参列しました。まぁ、当時はガキですから。“死”なんてのは非現実的で彼岸の存在でして、さして悲しいという感情も湧かず、葬儀自体はポカンとしてたら終ってたって感じでした。悲痛な面持ちで俯いてる大人たちを他所に、子供達は退屈を持て余し、「終ったら葬式饅頭とか貰えるのかな?」とか話し合ったりと、無知・無邪気な故の不謹慎を周囲に放出していました。
当時の俺も俗に言う『百貫デブの唄』で、常日頃から耳にするものの、一度も御目に掛かる事の無かった“葬式饅頭”が手に入るかも…。と期待し、薄ら寒い会場で、味や形などにアレコレ想像を巡らしていた記憶があります。(結局、我々に饅頭は配られず、手ぶらで解散となった)


…別に、ただ単に、“その事を思い出した”というだけで、オチも捻りも無いのだが、初めて死んだ人に携わった割に、意外と衝撃って無いもんだなー。って、思ったり。
身近な人だったらかなり衝撃だろうけど、そうじゃない場合、初めての葬式の記憶って、そんなモンなのかな?