代わりの俺

ファウスト博士も悪魔なんかと契約するよりNTTと契約して光ケーブル引いときゃ魂取られずに色んなモノが知れたのにね。
それはそうと、思いついた物語のネタをネットで探るうち、似たような話を他の誰かが既に描き上げていた…なんてコトがよくある。先駆者のつもりが、知らない誰かのフォロワーであることに気付かされる瞬間である。所詮凡人のイマジネーションなんてのは限界があるのさ。
今更俺が語るまでもないが、情報の発信が容易くなった昨今、手前が作ったモノがあっという間に全世界に伝播されるワケで、初めのうちは、そうしたアマチュア達の作品群を見て「よーし、俺もいっちょやってみっか」などと、やる気を奮い立たせていたのだが、最近じゃ「ああ、これなら俺がやんなくても代わりの誰かがやってくれるじゃん」と、創作意欲の零落甚だしい。
ネットとは無自覚にクリエイター気取りを挫折へと導くツールなのだと認識せり。

ビューティフル塊魂』にハマってた所為で、ブログの更新を怠ってました。ごめんちゃい。