トリフィドから逃げるにはまず流星群を見ないこと
28歳になって最初にしたことは、ホヤを食ったことです。生まれて初めて食ったよ。アンハピバスデー・俺。
そんな俺にアマゾンから誕生日プレゼントが届きました。送ったのも俺だけど。
- アーティスト: 筋肉少女帯,大槻ケンヂ
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2007/09/05
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 143回
- この商品を含むブログ (111件) を見る
タイトルの示す「色々言いたい事はあるだろうけど、新人バンドを聴いてるつもりで大目に見てちょーだいよ」というコンセプトがどうも俺には"逃げの姿勢"に映ってしまい、そのネガなイメージ払拭するには勢いが足りてなかったです。聴き馴染んでた曲を新録されても違和感の方が強かったし。なんか、惜しいなぁ。先入観無しに聴いたら、もっと感動できたんだろうか。
新曲の中では後期筋少の傑作「再殺部隊」、「機械」に通ずる"ピュアだけど屈折しまくりな恋愛"を描いた「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」と、ゴシックメタル全開の「ヘドバン発電所」、そして一曲だけアルバムの世界観から確実に浮いている「抜け忍」が印象に残ってます。
あと、ジャケットのイラストどっかで見たコトあんなー。と思ったら浅田弘幸だった。高橋葉介といい小林源文といい、このバンドはジャケットに通好みな漫画家のイラストを使うよな。