時代設定は95年でよろしいか？

先月録画したアニメ『BLACK LAGOON』の21話を観た。ガラの悪いチンピラを演じさせたら高木渉の右に出る者はいないなぁと思った。
それはさておき、今回ボウリング場へ殴り込みに向かうシーンで原作どおりにギターウルフの『環七フィーバー』が挿入歌として使われたのには驚いた。第1シーズンではボートでドンパチしてた時にレヴィ姐さんが聴いてたホワイト・ゾンビの『Electric Head Pt.1』がオリジナルの曲に差し替えられてた*1から今回も無理かなーと思ってたんだが。
ギターウルフといえばライブのイントロで『仁義なき戦い』のテーマとかを流したりする"仁侠映画（つーかボンクラが好みそうな映画）を判ってる人達"なので、オールド・ヤクザが跋扈する今回の話にはピッタリの選曲なのだが、アニメしか観てない連中にゃピンとこねぇだろうな。
　
↑『環七フィーバー』収録の『ミサイルミー』と『Electric Head Pt.1』収録の『Astro-Creep: 2000』
因みに上記の二曲ともリリースは1995年なので、この物語は少なくとも95年以後の世界のはずなのだが、双子編だと"今度フランシス・F・コッポラが『ドラキュラ』をリメイクする云々"といったセリフが出てくる(原作のみ)ので、それだともう少し前の時代でなきゃおかしいんだよなぁ（因みにコッポラ版『ドラキュラ』の公開は1993年）。アルバム収録前にライブで歌ってて、それをブートで手に入れたという可能性もあるけど。もしそうならレヴィ姐さんはかなりの音楽通ですよ。
…最近、こういう重箱の隅を突付く様な見方しかできない自分に気付く。素直に愉しみゃいいのに。

*1:*追記：ホントだったらこのシーンのBGMはこうなる筈だった↓