パプリカントの夜

okmonster2006-11-27

また新宿。今日は友人のミヤジマ氏と一緒に『パプリカ』を観る。
毎度毎度「コレ実写で作っても良くねぇ?」と思わせるアニメを作る今敏ですが、流石に4作目ともなると、監督の心にも若干余裕が出てきたらしく、バーテン役でカメオ出演はするわ、過去の作品を(一瞬だけ)登場させるわと遊び心に富んだ一品となっておりました。
内容も、90分とは思えない密度の濃さで圧倒される。面白いんだけどその情報量の多さに観た後どっと疲れた。仕事帰りに観る映画じゃないかも。
その後、居酒屋で呑みながら雑談。内容はアニメの話か仕事の愚痴かの二択。以下、内容抜粋。
・ファーストカットの所為で、以後パプリカがコールガールにしか見えん。
・仕事辞めたい。
・走ってるカットの原画を誰が描いたのか当てられるようでなければアニメファンとは云えない*1
・新しい劇場版『エヴァ』の内容を勝手に予想し、その勝手に描いたあんまりな結末に激怒
・マジで仕事辞めたい。
こんなモンか。学生時代から会話に進歩が見られませんね。
途中、猛烈にエンジンのかかってきたミヤジマは、「如何に京都アニメーションのスタッフが"表現者"として卓越しているか」を図解入りで熱心に説明を開始。もう、こうなると俺は聞き役に徹するしか無い。ハルヒの1話しか観てない俺に何を語れと?
久々会っただけあって、お互い語るコトが尽きないのだが時間切れ。続きは年末にでもしようぜ。

*1:「走ってる画って、そんなに作家によって差があるの?」と訊ねたら「当然だ!」と怒られた。