怖いっつーか痛い。

渋谷のイメージフォーラムで『インプリント 〜ぼっけえ、きょうてえ〜』を鑑賞。
13人のホラー映画監督が競作したアメリカのオムニバスドラマ『マスターズ・オブ・ホラー』で日本代表…ってワケでもないが、何故かホラー監督としてエントリーされてしまった三池崇史監督の一篇を劇場公開したもの。制作サイドの「多少やり過ぎちゃっても構いませんよ」という言葉を真に受け、ホントにやり過ぎちゃったらアメリカで放映出来なくなっちゃったって作品です。
おそらく三池監督が自身の『オーディション』や『殺し屋１』での残虐描写がホラーとして評価されたから声がかかったと自覚し、「それなら、視聴者が望んでるのは『オーディション』みたいなヤツか」と、その比じゃないくらい拷問シーンに力入れちゃったのと。中絶児を川に放り投げるシーンがオクラ入りの理由ではないかと。案の定、海外での評価は0か5かってくらい両極端に別れており、そこら辺が三池監督らしいというべきか。
それにしても、爪に針を刺す拷問シーンはボカシ入ってましたが歯茎の方は別にいいのか？相変わらず映倫は基準がよくわかんねぇな。…まぁアップで撮ってたらボカシ入ってたかもな。