キルギスの男性ってのは、やたら簡単に結婚を申し込むんだね。

GyaOでやってたドキュメンタリー『文化と人間 Vol.7 世界の伝統競技/キルギスタン』を観る。
これはキルギスタン遊牧民に古くから伝わるスポーツ「コクボル」を紹介している番組なのだが、このコクボルってのが凄くて「馬に乗った選手たちが2チームに別れ、首を切断した山羊の死体を自陣の円に入れた方が勝ち。」という単純且つ野性味溢れる競技で*1動物愛護団体が観たらヒステリックになること請け合いです。
…まぁ、スポーツの起源ってのを紐解けば、何であれ野蛮なコトに突き当たるワケで、サッカーだって(俗説ではあるものの)敵の生首を蹴っ飛ばして遊んだのが起源とか云われてたりもするし…。そうした意味だとコクボルは未だスポーツとして洗練される前の段階だとも言えます。
実際、コクボルは近代化に向けてルールの改善などを行っており、近隣諸国の企業とのスポンサー契約など、競技の普及に邁進しています。現在の目標はコクボルをオリンピックの正式種目にさせることだそうです。志が高いのは良いのですが、まず、山羊の死体を使うのを改めるのが先だと思いました。

*1:試合に使った山羊は、その後調理して食うらしい