サウスパーク 無修正映画版 雑感

・今後観るであろう『チーム・アメリカ』の予習として観賞。昨日はアニメのレンタル料金が安かったし。
・俺、ＴＶシリーズだけで考えると、サウスパークよりシンプソンズの方が好きな人なんで、楽しめるかどうか不安だったんですけど、凄く面白かったです。まぁ、キャラの相関はある程度把握してないとダメな気がしますが。
・本作は「頭の悪い良識派程始末の悪い生き物はいない」という真理を謳った映画です（「子供に悪影響だから」という理由で、カナダと全面戦争できるってのはある意味狂ってて素晴らしいが）。当初「カナダ人のコメディアンは下品」ってのがピンと来なかったが、ジム・キャリーやトム・グリーン*1がカナダ出身であるコトを後で知り、なんか納得。
・他にも、芸能人ネタに疎いので見逃した小ネタがかなりあったと思われてるが、それでも本作が面白いと思えるのは、“サイテーと言われたモノが最終的に地球を救う”というカタルシスが大きいからじゃないだろうか？特に「青少年に悪影響云々」とかで色々と難癖つけて規制したがる今の御時世には尚更痛快だ。
・結構本気でミュージカルしている作品だと聞いていたが、ミュージカル映画なんて高校の音楽の授業で観て以来*2なので、ミュージカルとしての完成度については、あまり言及出来ません。演劇とかはたまに見てるから、何となくお約束は読めるけどさ。でも。全体的にイイ曲イイ歌詞の歌だらけなのでサントラ欲しくなります。特にケニーが地獄に堕ちる時に流れる曲とか（それヘビメタじゃん）。
・…つーか、今イメージ画像が欲しくてアマゾンで検索かけたら、値段が\980…って、オイオイ安過ぎねぇか？買おうかなぁ。

*1:ドリュー・バリモアの元ダンナ。『チャーリーズ・エンジェル』にもドリューの恋人役で出演。コミニケーション不全でボートから転落し、持ち前の芸風を披露。

*2:あ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』はミュージカル映画だっけ？