そういや“日曜日が休み”というのもキリスト教的だなぁ

まぁ、今日はイブだもんで、仕事場にかかりっ放しのFMからはユーミンとドリカムと山下とクレイジーケンバンドの曲しか流れず、「この局が持ってるCDって、俺ン家のCDラックの中身より少ないんじゃねぇの?」とか思ってしまったり、バイト帰りには心なしかカップルとのエンカウント率が高かった気がします。子供でもなけりゃ親でもなく、数年前にカノジョをロストした俺にしてみりゃクリスマス・イブなんざ平日と小差も無ぇけどよ。
さて、日本にクリスマスが導入されてから何年経ったか知りませんが、相変わらず明日がキリストの誕生日だと勘違いしてるヤツはいっぱい居そうです。ネットで調べりゃ容易く解るんですが、聖書にキリストの誕生日は明記されておらず、実際にゃミトラ教徒の国がキリスト教化する際に、12月25日にやってた冬至のイベントをイエス様の聖誕を祝う祭としてアレンジしたのがキッカケ。日本の祝日で言えば旧『天皇誕生日』が『みどりの日』に変わったのと同じようなモンかと。
けれども、そんなコト知ってようがいまいが、目的の為なら手段を選ばない連中は今日という日をダシにプレゼントを貰ったり、イイ雰囲気になったりと皆大ハシャギです。コイツ等別に生誕を祝う相手がキリストでもヒトラーでもするコトは一緒なんだろうな。…と、悪態を吐いたものの、よくよく考えりゃ、俺だって祝日の起源を碌に知らないまま休みを享受するコトもあるので、似たようなモンか。アーメン。