名前をつけてやる 誰よりも立派で 誰よりもバカみたいな

あんまりにネタが無いので、普通の日記を。
コンビニから帰る途中、小さな子供がトテトテと歩道を走っておりまして、その子の母親らしき人が子供を呼び戻そうとして言いました。
「ルナちゃん、どこ行くの?」と。
どのような漢字を当てているかは知りませんが、北関東辺りに生息するヤンキーの親が命名するような(多分に偏見)マンガみてぇな名前が、こんな身近にまで浸透しているとは思いませんでした。
単に俺の考え方が古い所為かも知れませんが、将来その娘がどんなに容姿端麗になろうとも、名前負けしてしまう気がしてなりません。だって試しに“ルナ”って名前を持つ女の子を頭の中でイメージしてごらんよ。少女漫画のタッチで描かれる美形の姿しか思い浮かばないでしょう?コレで不美人に育ったらさぞかし苛められんだろうなぁ。と、他人事ながら懸念してみたり。
そんな訳で、産まれた子供に名前をつけるというのは、多少なりと親のエゴがつきものなのですが、それ以上に時代を反映していて面白いです。
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/year_men/
↑上記のサイトは明治安田生命調べの歴代名前ランキングなんですけど、大正元年から三年にかけての名前のトップが、それぞれ“正一”“正二”“正三”なのは恐れ入った。安直に大(正三)年だから正三なんだろうけど、そうすると長男なのに正三って名前の人とか居たんだろうなぁ。
出来る出来ないはこの際置いておくとして、仮に自分の子供が産まれたとしたら何て名付けようかね?うーん…、“総司(そうじ)”かな?新撰組が好きとかそういうイミではなく、何となく良いなぁ。と、思ったからなんだけど。だって“総てを司る”って書くんだぜ?どことなくオールマイティなイメージがするじゃん。