ラン・ゾンビ・ラン

okmonster2008-03-02

「オマエのブログは最近愚痴ばっかでちっとも読む気がしない」と、酒の席で友人に言われたので、それ以外の話を。
タダ券貰ったので渋谷に『28週後...』を観て参りました。ホントは昨日行くハズだったんだけど、起きたら17時だったので更に不貞寝して一日をドブに捨ててました。
ぶっちゃけ、前作の『28日後...』はそんな出来の良い内容では無かったと記憶していたのですが、前回監督だったダニー・ボイルが制作にまわったのが功を奏したか(だってこの人あんまホラーとかに思い入れ無さそうだし)、残虐描写で人がゴミのように死んでいく素敵なホラー映画となっていました。
前作から半年余経って、バイオハザードも沈静化し、復興を待つだけのイギリスでしたが、母親の写真を取りに危険区域に入った姉弟の所為で台無し。要は「ガキは目の届くトコに繋いどけ」という子供の躾に関するオハナシなんだな。
それにしても、ゾンビっぽくなってからのロバート・カーライルのDV旦那っぷりは惚れ惚れします。ウイルスで凶暴になってるだけで所謂"ゾンビ"ではないから別に喰うワケじゃないんだよね*1。奥さんを散々ブン殴った挙句、噛むだけ。…彼の放つ"眼球押し潰し"の元ネタってって『死霊のはらわた』だっけ?
あと、"ゾンビ映画にヘリが出たら必ずプロペラで肉片になる法則"が新たに誕生しました(『プラネット・テラー』もそうだったし)。既に本家『ゾンビ』にもそういうシーンはありますが、最近はCGの発展により、ヘリコプターは乗物としてよりも、デカいチョッピングマシーンとしての役割の方が大きかったりしますね。

*1:じゃあ何食ってたんだろう?作品冒頭に「感染者は餓死」ってテロップ入ってたけど。