昔カプコンがアーケードで出してたのをプレイしてた世代

ぬるーいアクションが観てぇ、と思ったので『パニッシャー』を借りる。ドルフ・ラングレンじゃない方。倍速再生で。
ドルフ版は「ドクロのシャツがダセぇ」という役者のワガママでコスチュームに若干の変更がありましたが、今回の衣装は割と忠実に再現。替わりに物語に爽快さ無し。なんつーか主人公の格好ばかりマンガチックで、中身は地味な復讐劇でしたよ。
そんな中で僅かな出番ながらも異彩を放ってたのが、パニッシャーを狙う一人目の殺し屋ハリー・ヘック。

ダイナーで食事してるトコにやおら登場し、挨拶代わりに手前が自作した「パニッシャーのうた」を一曲丸々歌いあげただけで去っていく*1。すげぇ、何しに来たんだよとツッコミ入れたくなるキャラクター。しかもコイツ、この後すぐ死ぬんだぜ。折角キャラが立ってたってのに勿体無いなぁ。本作に足りないのはこういうものなのに。

*1:調べたら、演じるマーク・コリーの本業はカントリー歌手っぽい。