野獣教師 雑感

okmonster2005-07-02

『野獣教師』のテーマ 作詞:俺 作曲:俺


不良の園にやってきた 代理の教諭は元傭兵
言う事きなきゃ骨折るぜ オイタが過ぎたら射殺だぜ
本気で殺しにやってきた 不良を窓から投げ捨てる (五人ほど)
熱血指導でふと気付く 「天職かも?」って思えてく
(セリフ)「許して欲しけりゃ、黒板に“アイムソーリー”って百回書け」
がんばれ ぼくらの野獣教師


不良の園にやってきた 代理の教諭は麻薬嫌い
ドラッグ蔓延るこの街で 生徒の未来を守るんだ
調べてみたら校長黒幕 ボイラー室には白い粉 (マジムカつく)
昔の仲間を引き連れて ドンパチしてたら夜が明ける
(セリフ)「本棚の下の段に隠れてると、意外と敵に気付かれないんだぜ」
それいけ われらの野獣教師
定職探せよ 元傭兵


…あらすじって説明するよりテーマソング作った方が楽なんだな。
・そんなワケで『野獣教師』を借りて観ました。赤貧に喘ぎ映画を観てる余裕が無いハズの俺が、どうしてこんなビデオを借りたかと言うと、今月、友人であるキノコ・H両氏から「『山猫は眠らない3』を観に行かないか?」と誘われたからです。
・ところが、俺がトム・ベレンジャーの主演作を一本も観てない事を告げると、二人は「信じられない」という表情をされ、挙句「人として間違ってる」とまで罵倒。あまりに悔しいので、金が無いけど、恐らく今月のサービスデー逃すと借りないだろうからってんで、一本だけ借りてきました。
・で、いきなり結論なんだが…。俺はこの作品に出会うのに遅過ぎたのかも知れないなぁ。彼等には悪いが思春期の刷り込みで傑作扱いになってる気がしないでもない。俺も彼等と同じく思春期はB級映画ばっか観たから(俺の場合はアクションではなくホラーと特撮だったが)、その気持ちは判るんだけど。
・とは云え、徹頭徹尾安心して観れるストレートな作品は観ていて気持が良い。派手さに欠けるものの、ドンパチもしっかり描いているし、演出も堅実。内容も“全てを暴力で解決*1”さえしなければそこそこの傑作に仕上がっただろう。
・しかしつくづくCGの無いアクションの方がいいと思えてしまう。まぁ、古いタイプの人間ですから。

*1:それが持ち味なんだが